極茶人が【極上手もみ茶】と認めるだけのクォリティーを持つお茶は、日本全国で年間に数kgしか生産されない。その全てが集まるのが「全国手もみ茶品評会」だ。毎年全国から150〜200点の出品があり、産地と茶師の名誉をかけて競い合う。この品評会に自ら掲げる最低の目標は20位以内!年によっては産地ごにの条件の良し悪しがあり、良い製品を作ることが難しいということがある。それ故どんな状況であっても、この順位にいることは並大抵のことではないし、実際に、それが出来ている人は本の一握り・・・片手で足りてしまう・・・一人の茶師が1日かけて出来るお茶は、たったの300g・・・1点(450g)出品するのには2日揉まなければならない・・・それほどの思いまでして出品茶を揉み続ける理由・・・  ・・・茶心が知りたい・・・


極茶人のライフワークのテーマのひとつ「手もみ茶」それは煎茶の世界の源泉。連綿と受け継がれ、そして機械製茶へと成熟してきた技術も、すべてはここから始まる・・・